シルク
“生糸”をあつかう製糸工場の工女たちの手は、白くて美しかった...
その秘密はシルクが持つチカラにありました。
シルクは人にやさしい天然素材。
シルク下着、シルク靴下、シルク化粧品など、そのチカラは肌で感じることができます。
シルクのおだやかな吸湿、放湿性、紫外線のカット、抗菌性などが、カラダにやさしい
作用はたくさんあります。
そして衣料だけではなく、美容や健康材料としても注目され、食品、化粧品、
そのほか医療など、いろいろなところで使われています。
たとえば...
○食品 ---- 健康食品 食品添加物 菓子 ドリンク剤
○化粧品 -- 洗顔料 ローション クリーム パック 美容液 ファンデーション 口紅 パフ
○お風呂用品 せっけん 入浴剤 シャンプー リンス トリートメント スタイリング剤........
○寝具 ---- ふとん地 中綿 シーツ
○医療基材--- ガーゼ マスク 手術用縫合糸 人工血管 人工皮膚
○工業品 ---- 繊維加工剤 研磨剤 ミシン糸
その他、インテリア 美術工芸品 等々
その使途は多岐にわたるのです。
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■絹糸の構造
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絹は天然たんぱく繊維
セリシンというたんぱく質がフィブロインというたんぱく質を
おおって絹糸ができています。
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|セリシン(たんぱく質)25%
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| フィブロイン(たんぱく質)75%
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|セリシン(=フィブロインをおおっている)
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普通、生糸から絹糸に加工する過程でこのセリシンは
除去されます。(精錬)
それは、セリシンをつけたままの生糸で絹織物を作ると
光沢のない固い肌触りになってしまうからです。
でも、実はこのセリシンにすごいチカラがあることが
わかったのです。
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■セリシン
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人間と共通した18種類のアミノ酸で構成
繭から生まれたセリシンの天然成分には優れたチカラがあります。
◆保湿性、保水性にすぐれている
天然保湿成分(NMF)の中でも大切なうるおいの成分アミノ酸「セリン」。
セリシンは、その「セリン」をたくさん含んでいます。(セリシン全体の30%がその成分)
このセリンの作用が肌をみずみずしく保つのです。
コラーゲンにも同じような保湿効果がありますが、セリシンはコラーゲンよりも
長い時間保湿してくれます。
◆シワやシミ、皮膚の老化防止
活性酸素の働きをおさえる抗酸化作用があり、その能力はビタミンCと同じ
レベルで、シワやシミなどの皮膚の老化を防ぐ作用があります。
◆紫外線を防ぐチカラ
日焼けや老化などにより、「チロシナーゼ」という酵素が働きメラニン色素が
できます。それはシミやソバカスのもと。
セリシンには、このチロシナーゼの活性を阻害する働きがあり、シミ、ソバカスを防ぎます。
T&Jシルクマルベリー研究所
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